【第2回】レジンキットの塗装
2008年 01月 21日
「レジンキットの塗装」です。
レジンキットは過去に扱った事なく、前回キハ30型製作の際に見事失敗してしまいました。
その後、専用の洗浄剤やサーフェィサーなどを購入したもののずっと放置してあったのでレジンキットの塗装の実験をしてみました。
塗装の手順は以下の様になるのでしょうか。
1.離型剥離剤にて洗浄
2.中性洗剤にて洗浄
3.レジンプライマー・サーフェィサーの吹きつけ
4.本塗装
今回の実験においては、離型剤での洗浄をするのとしないの、プライマー・サーフェィサーを吹くのと吹かない場合の合計4パターンの実験をしています。
離型剤にはガイアノーツの「レジンウォッシュ」をプライマー・サーフェィサーにはGSIクレオスの「Mr.レジンプライマー・サーフェィサー(グレータイプ)」を使用しました。
レジンのジャンクボディ2個を使い4パターンで塗装までしてみました。
まずは、レジンウォッシュに20分ほどつけて洗浄し、プライマーを吹き(右のみ)本塗装をしたものです。

腰板にマスキングテープを貼り、剥がして見ます。マスキングテープを貼ったところ。

そしてマスキングテープを剥がしたところ。

離型剥離剤でしっかり洗浄した後にプライマー・サーフェィサーを吹いた上で塗装した場合にはマスキングテープを貼ってもなにも問題はありませんでした。
こちらは、離型剤の洗浄をせずにプライマーを吹き(左のみ)本塗装をしたものです。

こちらも腰板にマスキングテープを貼り、剥がして見ます。マスキングテープを貼ったところ。

そしてマスキングテープを剥がしたところ。

離型剤の洗浄した時と比べて塗装の剥離は激しいです。そして左側の離型剤を使わずにプライマー・サーフェィサーを吹いても剥離が発生(写真左側の黒丸の中)してしまいました。
レジンキットを塗装する際には一番最初に書いた手順をしっかりやらないと塗装は失敗となるようです。
これでキハ30型の塗装は安心して出来そうです。