【第1回】プラキットとエッチングパーツの塗装
2008年 01月 21日
レジンキットに続いての剥離となってしまいましたので塗装の実験をしたいと思います。
第1回目は
「プラキットとエッチングパーツの塗装」です。
エッチングキットやパーツなど金属部品を使用した際には次の様な塗装手順となります。
1.中性洗剤で洗浄
2.エッチングプライマーの吹きつけ
3.サーフェィサー(下地)の吹きつけ
4.本塗装
今回の実験はサーフェィサーの吹きつけはせずに行なっています。
写真はプライマーを約1:1で希釈した物(左)と原液(右)での吹きつけをした上で塗装をしています。

塗装後にそれぞれにマスキングテープを貼り、剥がす事でプライマーの性能を確認したいと思います。
まずは、マスキングテープを貼ったところ。

そして結果は・・・

ただし、側面と屋根では屋根が剥がれやすく、側面は剥がれにくかったものの結果的には剥がれてしまいました。屋根はゆでたまごの薄皮のようにピリピリきれいに剥がれてしまいました。
あるテクニック本では希釈を1:1までなら大丈夫なように書いてありましたが実際はマッハのプライマーはプラにはむいていないという事でしょうか。
塗装前は中性洗剤での洗浄しかしていませんがそれがまずくて剥離してしまうのでしょうか?
プラキットへのエッチングパーツ取り付けの際には各パーツへプライマーを筆塗りをしてプラ本体には吹かないようにするのが無難なようです。
過去に作った銘わぁくすの名鉄3800系はボディが真鍮キットで屋根がプラとなっています。全体を実験対象のプライマーを吹いているので剥離の可能性があります。
屋根にはマスキングしてないので今のところ問題は起きていませんが、なんかのきっかけで剥離しそうで心配です。
実験結果から剥離は膜となってきれいに剥がれますので屋根の塗装をきれいに剥がして再塗装も考えないといけないかもしれません。
いい解決策がありましたらコメントをお願いします。

